「賃貸契約って、何から始めて、どこで契約が確定するの?」
初めての部屋探しでは、こうした不安を感じる人が少なくありません。賃貸契約はいくつものステップを順番に踏む必要があり、途中で判断や手続きが発生するため、全体像を理解していないと「想定外の費用がかかる」「もう戻れないと思って焦る」といった事態につながりがちです。
「賃貸契約って、何から始めて、どこで契約が確定するの?」
初めての部屋探しでは、こうした不安を感じる人が少なくありません。賃貸契約はいくつものステップを順番に踏む必要があり、途中で判断や手続きが発生するため、全体像を理解していないと「想定外の費用がかかる」「もう戻れないと思って焦る」といった事態につながりがちです。
賃貸契約の大まかな流れは、以下の7ステップに分かれます。
この中で法的に契約が成立するのは「契約締結」以降です。申込や審査の段階ではキャンセルが可能なケースも多く、「どこまでが仮で、どこからが確定か」を把握しておくことが、冷静な部屋探しにつながります。
賃貸契約は、物件探しの段階ですでに結果が半分決まると言っても過言ではありません。
なぜなら、条件整理が曖昧なまま進めると、内見や申込を繰り返して疲弊しやすいからです。
まずは以下の項目を整理しましょう。
特に注意したいのが、家賃だけで判断しないこと。管理費・共益費、更新料、初期費用を含めた「トータルコスト」で考えないと、後から「思ったより高かった」と感じやすくなります。
気になる物件が見つかったら、不動産会社へ問い合わせます。
最近ではオンライン内見に対応している物件も増えており、遠方からでも部屋探しが可能です。
内見時に必ず確認したいポイントは以下です。
この段階では、「仮押さえ」や「内見予約=契約」ではありません。
少しでも違和感があれば、無理に次へ進む必要はありません。
物件を決めたら「入居申込」を行います。
これは「この部屋に住みたい」という意思表示であり、契約そのものではありません。
申込時には、以下の情報提出が求められます。
ここで注意したいのは、申込=必ず借りられるわけではないという点。
また、申込後にキャンセルすること自体は可能ですが、タイミングによってはトラブルになることもあるため、慎重に判断しましょう。
入居審査では、主に以下が確認されます。
審査期間は数日〜1週間程度が一般的です。
この期間中に不動産会社から追加書類を求められることもあるため、連絡には早めに対応するのがポイントです。
審査に通過すると、「重要事項説明(重説)」が行われます。
これは宅地建物取引士が、契約内容・注意点を法律に基づいて説明する義務のある手続きです。
確認すべき主なポイントは以下です。
近年は**IT重説(オンライン重説)**も普及していますが、内容は対面と同じです。
分からない点は、その場で必ず質問しましょう。
重要事項説明に納得したら、いよいよ契約です。
契約書に署名・捺印(または電子署名)し、初期費用を支払った時点で契約が成立します。
この段階以降のキャンセルは、原則として違約金が発生します。
「なんとなく進んでしまった」という状態で契約しないよう、契約前が最後の確認チャンスです。
契約完了後、入居日に鍵が引き渡されます。
このタイミングで必ず行いたいのが、室内チェックです。
気になる点は写真を撮り、入居直後に管理会社へ共有しておくと、退去時のトラブル防止になります。
最後に、賃貸契約をスムーズに進めるための要点を整理します。
賃貸契約は流れを知っているだけで、余計な不安や失敗を大きく減らすことができます。
この記事を参考に、一つひとつのステップを確認しながら、納得のいく部屋探しを進めてください。