賃貸の解約はいつまでに連絡する?基本ルールを解説
賃貸の解約はいつまでに伝えるべきか、まずは基本的なルールを確認しましょう。
一般的には退去日の1ヶ月前までが多い
賃貸の解約はいつまでに連絡するかは、賃貸借契約書に記載されている「解約予告期間」によって決まります。最も多いのは「退去日の1ヶ月前まで」です。国土交通省が推奨する賃貸住宅標準契約書でも、解約の通知期間は30日前とされており、これが業界の標準的な運用になっています。
ただし、すべての物件が1ヶ月前とは限りません。物件によっては2ヶ月前、まれに3ヶ月前と設定されている場合もあります。賃貸の解約はいつまでかを正確に把握するためには、必ず自分の賃貸借契約書を確認することが第一歩です。
「1ヶ月前」と「30日前」の違いに注意
契約書に「1ヶ月前」と記載されている場合と「30日前」と記載されている場合では、解約日の計算方法が異なります。「1ヶ月前」の場合は、連絡した日の翌月同日の前日が最短退去日です。たとえば1月15日に連絡すれば、2月14日以降が退去日になります。一方、「30日前」の場合は、連絡日から暦日で30日後が最短退去日です。
この違いは特に2月や月末に連絡する場合に影響が出ます。賃貸の解約はいつまでかを確認する際は、「○ヶ月前」なのか「○日前」なのかまで正確に把握しましょう。
連絡先は管理会社または大家さん
賃貸の解約連絡は、管理会社または大家さんに行います。契約書に連絡先が記載されているので確認しましょう。連絡方法は電話が基本ですが、証拠を残すためにメールや書面でも通知しておくことをおすすめします。電話だけでは「言った・言わない」のトラブルになる可能性があるためです。
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解約予告期間を過ぎたらどうなる?
賃貸の解約はいつまでと決められた期限を過ぎてしまった場合、どのような影響があるのでしょうか。
解約予告期間分の家賃を支払う必要がある
解約予告期間を過ぎて連絡した場合でも、退去自体は可能です。ただし、連絡した日から解約予告期間分の家賃を支払う義務が生じます。たとえば、解約予告期間が1ヶ月の物件で、3月1日に「明日退去したい」と連絡した場合、3月31日までの家賃を支払う必要があります。実際には3月2日に退去していても、3月31日までの家賃が発生するのです。
更新日をまたぐと更新料が発生することも
解約予告期間を過ぎた結果、解約日が契約更新日を超えてしまうと、更新料(一般的に家賃1ヶ月分)が発生するケースがあります。たとえば、契約更新日が4月15日で、3月20日に解約を連絡した場合、解約日は最短で4月19日(1ヶ月後)です。更新日を4日間超えてしまうため、更新料が発生します。たった数日のずれで家賃1ヶ月分もの更新料がかかることになるため、賃貸の解約はいつまでかを早めに確認し、余裕を持って手続きすることが重要です。
急な転勤や事情がある場合の対処法
急な転勤や家庭の事情で、解約予告期間を守れないケースもあるでしょう。このような場合は、まず管理会社に事情を説明して相談してみましょう。物件や管理会社によっては、解約予告期間の短縮に応じてくれることがあります。また、転勤の場合は勤務先の辞令書を提示することで、特別な配慮が得られるケースもあります。
二重家賃を防ぐためのスケジュールの立て方
賃貸の解約と新居への入居のタイミングがずれると、旧居と新居の両方で家賃が発生する「二重家賃」が発生します。これを防ぐためのポイントを解説します。
新居の契約前に旧居の解約日を決める
二重家賃を防ぐ最も確実な方法は、新居の契約を結ぶ前に旧居の解約日を確定させることです。旧居の家賃がいつまで発生するかを把握した上で、新居の入居日を調整しましょう。
日割り計算の有無を確認する
賃貸の解約時、退去月の家賃が日割り計算されるかどうかは物件によって異なります。日割り計算がある場合は、月の途中で退去してもその日までの家賃だけで済みます。一方、月割り(月単位)の場合は、月の途中で退去しても1ヶ月分の家賃を支払う必要があります。契約書の「解約時の賃料精算方法」を確認しておきましょう。
フリーレント物件を活用する
新居がフリーレント付きの物件であれば、入居後の一定期間は家賃が無料になるため、旧居との二重家賃を回避しやすくなります。引っ越し先を探す際は、フリーレント物件も候補に入れてみましょう。
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賃貸の解約から退去までの手続きの流れ
賃貸の解約はいつまでに連絡するかを確認したら、次は解約から退去までの具体的な手続きの流れを把握しておきましょう。
ステップ1:契約書で解約予告期間を確認する
退去を決めたら、まず賃貸借契約書を取り出し、解約予告期間(1ヶ月前、2ヶ月前など)と退去月の家賃精算方法(日割りか月割りか)を確認しましょう。更新日が近い場合は、更新料が発生しないスケジュールで解約できるかも合わせてチェックします。
ステップ2:管理会社に解約の連絡をする
管理会社または大家さんに電話で退去の意思を伝えます。退去希望日、解約日、退去立ち会いの希望日時を伝えましょう。電話の後、メールや書面でも連絡内容を残しておくと安心です。
ステップ3:解約通知書を提出する
管理会社から解約通知書(退去届)が送られてくるので、必要事項を記入して提出します。解約通知書が届いた日を「解約予告日」として扱う管理会社もあるため、できるだけ早く返送しましょう。契約書と一緒に渡されている場合もあるので、事前に確認しておくとスムーズです。
ステップ4:ライフラインの解約手続きを行う
電気・ガス・水道・インターネットの解約手続きを行います。退去日に合わせて利用停止日を設定しましょう。郵便物の転送届も忘れずに提出しておきます。
ステップ5:退去立ち会いと鍵の返却
退去日には、管理会社または大家さん立ち会いのもとで室内の状態確認(原状回復のチェック)を行います。壁や床の傷、設備の破損などが確認され、敷金の精算に反映されます。確認が終わったら鍵を返却し、解約手続きが完了です。
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まとめ|賃貸の解約はいつまで?早めの確認と余裕ある行動がカギ
賃貸の解約はいつまでに連絡するかは、契約書に記載された「解約予告期間」によって決まります。最も一般的なのは退去日の1ヶ月前ですが、2〜3ヶ月前と設定されている物件もあるため、必ず自分の契約書を確認しましょう。
解約予告期間を過ぎると、退去後も家賃が発生したり、更新日をまたいで更新料が請求されたりするリスクがあります。二重家賃を防ぐためにも、新居の契約前に旧居の解約日を確定させ、日割り計算の有無を把握しておくことが大切です。
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