なぜ入居前にやることが重要なのか?3つのメリット
入居前にやることをリスト化して実行するメリットは大きく3つあります。まず1つ目は、退去時のトラブル防止です。入居前に室内の傷や汚れを写真で記録しておくことで、退去時に「この傷は入居前からあった」と証明でき、不当な原状回復費用の請求を防ぐことができます。
2つ目は、入居後の掃除が格段に楽になることです。家具や家電を搬入する前の何もない状態は、隅々まで掃除や汚れ防止の対策ができる絶好のタイミングです。このチャンスを逃すと、家具を動かさなければ掃除できない場所が増え、手間が倍増します。
3つ目は、引っ越し当日の負担を軽減できることです。入居前にやることをあらかじめ済ませておけば、引っ越し当日は荷物の搬入と最低限の整理に集中できます。段取りよく新生活をスタートさせるためにも、入居前の準備は欠かせません。
【手続き編】入居前にやること|ライフライン・届出・保険の手配
入居前にやることの中でも、手続き関連は忘れると入居日に困るものばかりです。余裕をもって進めましょう。
電気・ガス・水道の開通手続き
ライフラインの手配は、入居前にやることの中でも最優先事項です。電気は多くの場合、事前にWebや電話で申し込みをしておけば入居日から使用できます。水道も同様に、管轄の水道局に連絡しておきましょう。ガスは開栓時に立ち会いが必要なため、引っ越し日に合わせて事前に予約しておく必要があります。繁忙期は予約が取りにくくなるため、早めの手配が肝心です。
転出届・転入届の提出
引っ越しに伴い、旧住所の市区町村役場で転出届を提出し、新住所の役場で転入届を提出する必要があります。転出届は引っ越しの14日前から提出可能で、転入届は引っ越し後14日以内に提出しなければなりません。同一市区町村内の引っ越しの場合は、転居届のみで手続きが完了します。
インターネット回線の手配
インターネット回線の開通は、申し込みから工事まで2週間〜1ヶ月程度かかることがあります。入居日からインターネットを使いたい場合は、物件が決まった段階で早めに手配を始めましょう。マンションタイプの光回線が導入済みの物件であれば、比較的スムーズに開通できます。
郵便物の転送届
旧住所宛ての郵便物を新住所に転送してもらうために、郵便局で転居届を提出しましょう。手続きはWebからも可能で、届出日から1年間は旧住所宛ての郵便物が新住所に転送されます。大切な郵便物の受け取り漏れを防ぐためにも、入居前にやることとして忘れずに手続きしておきましょう。
火災保険の加入確認
賃貸物件では、火災保険への加入が契約条件となっているのが一般的です。不動産会社から指定された保険に加入するケースが多いですが、保険料や補償内容を確認し、必要に応じて自分で選ぶことも可能です。入居日までに加入手続きを完了させておきましょう。
【室内チェック編】入居前にやること|傷・汚れ・設備の記録
賃貸物件では、入居前にやることの中でも室内の状態チェックが非常に重要です。退去時の原状回復トラブルを防ぐために、必ず実施しましょう。
壁・床・天井の傷や汚れを写真で記録する
入居前にやることとして最も大切なのが、室内の傷・汚れ・損傷を写真や動画で記録しておくことです。壁のへこみ、床の擦り傷、天井のシミ、クロスの剥がれなど、少しでも気になる箇所があればすべて撮影しておきましょう。
撮影時は、場所が特定できるよう「部屋全体の写真」と「傷のアップ写真」をセットで撮ることがポイントです。撮影日がわかるように日付入りで記録し、管理会社や大家さんにも共有しておくとなお安心です。
水回りの動作確認
キッチン・洗面台・浴室・トイレの水回りは、入居前に必ず動作確認をしましょう。蛇口をひねって水がスムーズに出るか、シャワーの水圧は十分か、排水に詰まりはないか、トイレの水が正常に流れるかをチェックします。水漏れがないかどうかも、配管の接続部分を目視で確認しておくと安心です。
建具・設備の動作確認
部屋のドア、収納の扉、窓、網戸などの建具がスムーズに開閉できるかを確認しましょう。窓の鍵がきちんとかかるか、換気扇が正常に動くか、エアコンのリモコンが使えるか、インターホンが鳴るかなど、設備の動作確認も入居前にやることに含まれます。不具合があれば、入居前に管理会社に報告して修理を依頼しましょう。
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【掃除・汚れ防止編】入居前にやること|新居をきれいに保つ準備
入居前にやることの中でも、掃除と汚れ防止対策は今後の生活の快適さを大きく左右します。家具を入れる前のこのタイミングでしかできない対策もあるので、しっかり取り組みましょう。
部屋全体の拭き掃除
ハウスクリーニング済みの物件であっても、引き渡しまでの間にホコリや汚れが溜まっていることがあります。フローリングワイパーや雑巾で床全体を拭き、窓枠や棚の中もきれいにしておきましょう。家具を置く前に拭き掃除をしておくことで、入居後も清潔な状態を保ちやすくなります。
キッチンの汚れ防止対策
キッチンは油汚れが蓄積しやすい場所です。入居前にやることとして、コンロ周りの壁に汚れ防止シートを貼る、換気扇にフィルターを取り付ける、シンクにコーティング剤を塗るといった対策がおすすめです。これらの対策を入居前に施しておくことで、日々の掃除が格段に楽になります。
浴室・トイレの防カビ処理
浴室はカビが発生しやすい場所の筆頭です。入居前に防カビ燻煙剤を使用することで、カビの発生を予防できます。また、浴室の鏡にくもり止めのコーティングを施しておくと、日常的な使い勝手も向上します。トイレでは、便器のフチ裏や床と便器の隙間をマスキングテープやコーキング剤で埋めておくと、汚れが溜まりにくくなります。
床や家具の保護対策
冷蔵庫や洗濯機、テーブルなど重い家具や家電を置く場所には、床を保護するためのマットやフェルトシートを敷いておきましょう。賃貸物件では、家具による床のへこみや傷が退去時の原状回復費用に影響する可能性があります。特にフローリングの部屋では、傷防止マットの設置を入居前にやることリストに加えておくとよいでしょう。
洗濯機パンの確認と排水口の掃除
洗濯機を設置する前に、洗濯機パン(防水パン)のサイズを確認し、排水口を掃除しておきましょう。排水口にゴミやホコリが詰まっていると、水漏れの原因になります。洗濯機を一度設置してしまうと排水口の掃除が難しくなるため、入居前にやることの一つとして忘れずに対応しましょう。
【害虫対策編】入居前にやること|虫を寄せ付けない新居づくり
入居前にやることの中でも、害虫対策は家具を搬入する前に行うのがベストです。何もない状態のほうが、部屋全体に薬剤を行き渡らせやすく、効果が高まります。
くん煙タイプの殺虫剤で室内を一掃する
入居前にやることとして最もポピュラーなのが、バルサンなどのくん煙タイプの殺虫剤を使った害虫駆除です。家具や食品がない状態で使用することで、部屋の隅々まで薬剤が行き渡り、ゴキブリやダニを効果的に退治できます。
ただし、集合住宅では煙が隣室に漏れたり、火災報知器が反応する可能性があるため注意が必要です。使用前に換気口をふさぎ、火災報知器をカバーするなどの対策を忘れないようにしましょう。煙が出ない「霧タイプ」の製品を選ぶと、集合住宅でも使いやすくなります。
侵入経路をふさぐ
害虫は、エアコンの排水ホース、換気扇、排水口、窓やドアの隙間など、わずかな隙間から侵入します。入居前にやることとして、エアコンの室外排水ホースに防虫キャップを取り付ける、排水口にネットを設置する、窓や扉の隙間をテープでふさぐなどの対策を行いましょう。
これらの防虫グッズは100円ショップでも手に入るものが多く、手軽に対策できます。原状回復が可能なタイプの製品を選べば、賃貸物件でも問題ありません。
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【防犯・防災・ご近所対策編】入居前にやること
安心して新生活を始めるために、防犯対策と近隣への挨拶も入居前にやることに加えておきましょう。
鍵の交換状況を確認する
賃貸物件では、前の入居者がスペアキーを作成している可能性があります。入居前にやることとして、鍵が交換されているかどうかを管理会社に確認しましょう。鍵交換費用は初期費用に含まれていることが多いですが、含まれていない場合は交換を依頼することをおすすめします。
窓の補助錠やドアチェーンを確認する
窓の鍵がしっかりかかるか、ドアチェーンやドアガードが正常に機能するかを確認しておきましょう。特に1階や低層階に住む場合は、窓に補助錠を取り付けるなどの追加対策も検討するとよいでしょう。
防災グッズの準備と避難経路の確認
入居前にやることとして、近隣の避難場所や避難経路を確認しておくことも大切です。自治体のハザードマップをチェックし、地震や水害の際にどこに避難すればよいかを把握しておきましょう。また、非常食や懐中電灯、モバイルバッテリーなどの防災グッズも、入居時に揃えておくと安心です。
近隣への引っ越し挨拶
引っ越し挨拶は必須ではありませんが、ご近所との良好な関係を築くきっかけになります。特に、引っ越し作業中の騒音でご迷惑をかける可能性があるため、上下左右の部屋の方には一言挨拶をしておくとよいでしょう。手土産は500〜1,000円程度のタオルやお菓子が一般的です。
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まとめ|入居前にやることリストを活用して快適な新生活を
入居前にやることは、手続き・室内チェック・掃除・害虫対策・防犯対策と多岐にわたります。一つひとつは小さな作業でも、これらを入居前にしっかりと実行しておくことで、退去時のトラブルを未然に防ぎ、日々の掃除の手間を減らし、安心して新生活を送ることができます。
特に賃貸物件では、入居前の室内写真の記録が退去時の原状回復費用を大きく左右します。「あのとき撮っておけばよかった」と後悔しないためにも、鍵を受け取ったらまず室内全体の写真撮影から始めましょう。
本記事で紹介した入居前にやることをチェックリストとして活用し、一つずつ確実に済ませていけば、慌ただしい引っ越し当日でも落ち着いて行動できるはずです。エアドアでは、管理会社と直接連携したリアルタイムの空室情報を掲載しており、おとり物件なしで安心してお部屋探しができます。理想の新居を見つけて、万全の準備で新生活をスタートさせてください。